日本は車社会であり、車は生活に欠かせない交通手段になっているので、多くの人が車を運転しています。
交通ルールを守って、マナーを持ちながら運転していれば、事故の発生は防ぐことができます。
ただ事故というのは、予期できないものですから、気を付けて運転していても巻き込まれたり、
加害者になってしまうことがあります。
交通事故が発生したら、その次に行うことが事故に対する対応です。
車が壊れてしまったり、人が怪我をしてしまったということが予想できますが、車を修理したり人間の怪我をなおすためには治療をしなければなりません。
当然ながら修理や治療にはお金がかかってしまいますし、まとまった費用が必要になったり、継続した治療が必要になります。
そうなると修理費用や治療費を自己負担するのは大変ですから、そのために自動車保険が存在します。
交通事故の場合、相手がいる事故と自損事故、その他に当て逃げ事故があります。
特に当て逃げ事故は悪質で、警察につかまったり、治療費や修理費用を支払うのが嫌だという気持ちから逃げてしまいます。
目撃者がいれば当て逃げをした人を見つけ出すことができますが、
目撃者や当て逃げをした人を特定する証拠がない場合は、加害者が不明のままになってしまうことがほとんどです。
そこで気になる保険金が出るのかということです。
自分には全く落ち度がないのにかかわらず、当て逃げをされたことで怪我をしてしまったり、
車が破損をしてしまうことがありますが、その時は加害者の特定ができなくても、
加入している自動車保険の中で、車両保険という特約に加入していれば、保険金を受け取ることができます。
対物賠償保険では加害者が不明な場合は賠償してもらうことが難しくなりますが、
車両保険に加入していれば保険金を支払ってもらうことができます。
自動車保険に加入するときは、当て逃げをされる可能性も考えて、車両保険にも加入しておけば安心だといえます。
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